Q1.大手塾と個人塾の具体的な違いを教えてください。
A.校舎を100店舗以上展開するような大手塾は、個人塾に比べ多くの情報や人脈を有しています。そのため、ほとんどの大手塾は、情報が命である受験指導を得意としています。それに対して個人塾は、地域に密着したところが多く、学校の定期テスト対策や補習授業が充実しています。どちらが良い、悪いとは断言できませんが、大手塾は受験に強く、個人塾は学校補習に強いという特徴があるので、自分のニーズに合った塾を選ぶようにすると良いでしょう。Q2.集団指導と個別指導のメリット・デメリットは何?
A.集団指導と個別指導の大きな違いは、「仲間(ライバル)がいるか、いないか」「先生を独り占めできるか、できないか」そして「料金」の3点です。負けず嫌いで、仲間と競って学習をするタイプには集団指導が向いているでしょう。逆に、引っ込み思案で、他人の前だと自分から質問できないような子どもには個別指導が向いています。個別指導は先生を独占することができるため、分からないところだらけで、集団授業にはついていけないタイプの子どもにも対応できます。ただし、一般的に個別指導の料金は割高となっているので、財布の中身と相談する必要もあります。Q3.中学受験の概要と受験者数を教えてください。
A.中学受験とは、私立・国立の中学校に通うために入学試験を受けることです。公立の中学校と違い、私立中学校は授業料が発生しますが、その分きめ細やかな教育を実践しているところが多いようです。なかには大学までエスカレーターで進級できる私立中学校もあります。そのため、「青春の多感な時期を大学受験で苦しむことなく満喫してほしい」など、家庭の教育方針から受験される人も多いようです。また、開成高校など、合格実績の良い高校が首都圏では私立に偏っているため、大学受験を考えて受験を検討する家庭も増えています。首都圏では約47000人(2006年、四谷大塚調べ)の小学生が中学受験をしています。Q4.受験は中学受験とどういった点が異なるのですか?
A.義務教育は中学校で終わります。したがって、高校進学をするためには、各高校が設定する入学試験を受けて合格しなければなりません。受験できる高校は、大きく分けて公立、国立、私立の3種類です。それぞれに大学の付属校もあれば、大学進学を目的とした高校、就職を目的とした水産・商業・工業高校など、さまざまなタイプの教育課程が設けられています。中学受験に比べ、ある程度自分の将来が決まってしまうことも多いので、中学受験以上に、受験する高校を選ぶ際には慎重にならなければならないでしょう。Q5.受験の特徴と現状を教えてください。
A.大学院に進学しない限り、多くの人にとって教育期間の最終地点となるのが大学です。大学は教育内容が専門的になっているので、自分の人生に多大な影響を与える場でもあります。そのため、自分の就きたい職業に、入学した大学によっては就職できないという事態も出てきます。昔は大学受験自体、非常に狭き門だといわれていましたが、現在では医学部など、一部を除いて合格しやすくはなっています。ただ、大学進学が珍しくない時代になっているので、受験者が他者と差別化を図るために志望する、東大、早慶など、難関大学と呼ばれる学校は人気が高く、厳しいものとなっています。